無限の幸
1967年 金子治男 20歳
肉筆画 116.7×90.9cm(F50号)
果てし無く続く球の配列、そこには始めもなく終わりも無い。ただ、そこには永遠に続く平和と喜びと幸福がある。同じ物が二つと無い球の配列が、それぞれの特質を保ち、愛の会話に満たされる。同じ物が二つと無い雪の結晶が、無限の数で囁いてくる。この幸せを誰が捕らえるだろうか。この幸せを捕らえる網は何処にあるのか。それを見い出す者は幸いである。